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国内線限定の"ビジネストリッパー" そしていまでは陸空両用”ハイブリッドマイラー”

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【観光資源にもなる公共施設】せんだいメディアテーク Overview of Sendai Mediatheque

ビジトリ(@BizWandererです。

いきなり本題から外れますが、小ネタを2つばかり。

ブログアイコンを替えました

数日前から、当ブログのキャッチアイコンを変更しました。「知識・経験・スキル」を個人売買できるココナラhttps://coconala.comでデザイナーさんに作っていただきました。

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出来上がりにはとても満足しています。ただし似顔絵ではないので、わたしはこんなに美男子(そもそもおじさんです)ではありません。。。

SONY RX100M5を買いました

そして、11月末のブラックフライデーの勢いに乗って、コンデジを購入しました。はっきり言って思いきらないと買えない値段です。

こちらのブログに載せている写真のほとんどはiPhoneで撮影したもので、一部デジイチ(EOS 7D)やミラーレス一眼(EOS M3)で撮影したものが混じっています。ブログを始めてから他の方のブログを拝見する機会が増えましたが、やっぱり写真の美しさは記事の内容をも輝かせると感じ、普段からカバンに忍ばせておけるコンデジを購入しました。いままでCanonをいじってきたので、SONYのインターフェイスにまだ慣れていませんが、とてもいい買い物ができたことは感じています。

今回がその新しいデジカメで撮った写真の初お披露目です。

 

ということで、地元の施設ではありますが、観光地にもなっている市民図書館「せんだいメディアテーク」を紹介します。

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せんだいメディアテークの場所 SITE

仙台市中心部よりすこし西寄りに位置します。最寄り駅は地下鉄匂当台駅です。駅方面からは定禅寺通り(じょうせんじどおり)を通ります。仙台のアイコンであり、12月に開催される仙台光のページェントは、ここが開催場所になります。

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「るーぷる仙台」という観光向けの市内循環バスの専用バス停が目の前にあります。るーぷる仙台は、青葉城址などの仙台市内の観光名所をまわるので、せんだいメディアテークもそのひとつとして捉えられています。

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せんだいメディアテークの主機能は「市民図書館」ですが、実際には日本各地はもとより世界中から観光客がやってきます。とくに建築に携わる学生、若者が多く、写真を撮っている姿をよく見かけます。建物の設計者は伊東豊雄氏です。

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せんだいメディアテークの外観 BUILDING

ガラス張りの外観はいまでは珍しくありませんが、せんだいメディアテークは構造体に大きな特徴があります。チューブと呼ばれる鉄骨のメッシュ状の構造体が柱の代わりとなり、それぞれの階のスラブを支えます。さらにチューブの一部はエレベーターシャフトになっており、機能に構造を組み込んだと言えます。それがメディアコンプレックスの空間づくりに大きく寄与しています。

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ちなみに311東日本大震災の際には大きな揺れを受けましたが、外装のガラスに大きな損傷はありませんでした。

西面には屋外避難階段がありますが、スラブを跳ね出しスキンを半透明なバーチカルに仕上げています。おそらく、仙台の絹織物「仙台平(せんだいひら)」がモチーフになっています。

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せんだいメディアテークの内観 INTERIOR

せんだいメディアテークは地下1・2階(駐車場、倉庫)、地上7階建てです。1階はオープンスペース、2〜4階が市民図書館、5・6階がギャラリー(展示室)、7階がスタジオ・シアターです。

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オープンスクエア

エントランスを入ると大きなオープンスペースになっています。この開放空間は、総合設計制度を活用した公開空地に指定されています。内部に共通しますが、間仕切りが必要な機能のエリア以外はオープンになっており、その場その場でイベントが自然発生しているかのような運営がされています。

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ちょうど楽天イーグルスの嶋選手を招いたイベントが行われていました。オープンスペースなので、招待者でなくてもイベントの様子を見ることができます。民間企業の展示会や講演会を行うこともあります。

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エレベーターシャフトを兼ねたチューブです。防火区画を形成するため、(高価な)ガラスの間仕切りが構造鉄骨から持ち出して設置されています。

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ショップ

美術館や博物館にあるようなショップがあります。内容はアート系のセレクトショップです。

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建物・施設に関するグッズも取り扱っています。

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カフェ

ライブラリー

2〜4階は図書館ですが、この日は休館日でした。

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ガラス張りなので、足元から天井まで外部の様子が伺えます。遠くからだと分かりづらいですが、ガラスが2重のダブルスキンになっています。外装メンテナンス用のキャットウォークを意匠的に納める目的が大きいです。

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シャフト越しに階上階下が見通せます。1階のトークショーイベントの様子が見えますね。ここがこの建物のコンセプトを最も表現した部分だと思います。

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一般用エレベーターは4基ですが、3本のチューブに1+1+2基が配置されています。これらの呼出ボタンは連動していないので、そのチューブにありエレベーターしか呼び出せません。しかも4基のエレベーターは視覚の中に収まらないので、自分の背面にあるエレベーターが来ても気づけません。これは最大の欠陥です。

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ギャラリー/スタジオ

館内にはこのように展示がゲリラ的にされています。他にもワークショップやスタディスペースもオープンな空間にレイアウトされています。

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まとめ

メディアのノードとなることを託されたせんだいメディアテーク。そのコンセプトは建物内部のいたる所に工夫の跡が見て取れます。

そして建物内部にのみならず、街全体にも大きな影響を与えました。最初に説明したとおり、せんだいメディアテークは仙台市中心からすこし西側にあります。これは仙台駅の方向とは逆です。もともとこのあたりは小さな事務所ビルや住宅がある地区で、人通りは仙台駅と中心部との間でなされていました。

そこにこの施設ができたことで、人の流れがかわり仙台の街全体にシャッフル効果を生みました。

おまけ

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海外旅行などで役立つマイレージのお得なゲットの仕方を紹介しますので、参考にしてください。

それではよい旅を!

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